月10,000円の掛金を自身の上限である月23,000円に変更しました。
なぜ掛金を増やした?
自分にとって大きく以下の2点が理由です
節税
確定拠出年金(iDeCo)の掛金は全額所得控除の対象になります。掛金の分だけ課税対象の金額を減らすことができるため、納税すべき額がその分減ることになります。
掛金(月) | 10,000円 | 23,000円 |
年間減税額 | 24,000円 | 55,200円 |
自分の場合は、掛金を増やすことで年間 55,200 – 24,000 = 21,200円 税金を払わなくてすむことになります。これは大きい。
また、運用に対して発生した利益も非課税なので、運用益も期待できます。
(なお、これらはiDeCoそのもののメリットです。)
余裕資金が増えた
自分にとってはこっちが理由としては大きいです。
iDeCoのデメリットとして、原則60歳になるまで受け取れないというものがあります。長い人生の中、突然お金が必要になることも有り得る話です。そんなときにすぐに現金に変えられないというのはリスクでもあります。資産運用は余裕資金でやるのが原則で、社会人になりたてだった自分は「とりあえず」で1万円を設定していました。
ところが自分の生活費を見直すと、意外とお金を使わないことがわかってきました。それなら投資に使おうと考え、確実に節税によるメリットを受けられるiDeCoの掛金を満額にしたわけです。
掛金の変更は結構めんどくさい
iDeCoの運用商品の変更はネットでできるため、掛金の変更もすぐできると考えていましたが、意外と手間が多かったです。
変更手続きのやり方
変更手続きの大きな流れは以下です。
- 手続きに必要な紙を印刷する
- 記入する
- 郵送する
- 待つ(長い)
手続きに必要な紙を印刷する
確定拠出年金サービス株式会社の加入後の各種お手続きからいろいろな手続きができます。
自分はイオン銀行を通して確定拠出年金を利用しているのでイオン銀行を選択しました。
どういう手続きをしたいのか?と聞かれるので、掛金額の変更を押します。
現在の手続き状況や変更したい内容を尋ねられるので、該当するものを選択していきます。
必要な書類のデータが手に入れられます。印刷します。
記入する
書類で要求されている通りに記入していきます。基礎年金番号を書く必要があるので、年金手帳など基礎年金番号がわかるものを手元に用意しておきましょう。
最後に右下の掛金額を書くのをわすれずに!
郵送する
加入者掛金額変更届をダウンロードしたページに、送付先の住所が書いてあるので、そこに郵送します。
待つ(長い)
あとは待ちます。
変更完了や、変更内容受付などといった連絡や書類は来ません。ひたすら待ちます。
自分の場合、5月の終わりごろに郵送を行い、掛金額が反映されたのが7月分からでした。
途中本当に変更できているのか不安になり問い合わせしました、どうやら変更受付のタイミングが月一で締め切られるらしく、自分の場合はちょうど締切後に書類が届いた関係で対応に時間がかかっているようでした。
変更を考えている方には、反映には時間がかかることを伝えたいです。
自分の掛金を見直してみよう
iDeCoにはメリットが多く、満額まで利用したい制度です。
自分のようにとりあえずで1万円設定しているような人もいるのではないでしょうか?この機会に見直してみるのはいかがでしょう。